亜急性損傷について
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
宇都宮市桜通り十文字に店舗を構えております「わざあり鍼灸整骨院」です。
今回は「亜急性」という聞きなれない言葉について皆さんに理解を深めていただければと思います。
怪我(外傷)には2種類あり、急性の怪我、亜急性の怪我に分けられ、当院で取り扱う多くの症状がこちらの亜急性損傷と言われるものに該当します。
簡単に説明させていただきます。
①急性の怪我
「足を捻ってしまった」「重いものを持ったときに腰を捻ってしまった」といったように痛くなったきっかけが明確なものを指します。
②亜急性の怪我
繰り返しの動作や負荷により、筋肉や関節が痛みやすい状態に陥ってしまい、なんのことはない少しの動作や負荷により痛めてしまった状態を指します。
大きなきっかけもなく、気が付いたら自然に痛みが生じた。というような場合「亜急性損傷」を疑います。
疲労との大きな違いとして挙げられる要素としてわかりやすいものは
・2.3日安静にしても改善しないまたは改善の具合が緩慢である
・痛みが落ち着いたり再燃したりと繰り返している
の二点が挙げられます。
これらの兆候がある場合には早めに整骨院を受診することをおすすめいたします。
なぜ、病院ではなく整骨院をおすすめするのか?
それは、亜急性の特性である繰り返しの負荷が歩行や起立、着座などの基本動作フォームの乱れ、猫背や反り腰、などの不良姿勢(アライメント不良)や乱れた生活習慣などに原因がある場合、画像診断等に異常な所見は検出されず、痛み止めと経過観察だけで終わってしまうというケースがしばしば見受けられるからです。
鎮痛薬を服用、消炎鎮痛薬(シップなど)で痛みが緩和されることがほとんどでしょう。
しかし、繰り返しの負荷がなぜ生じるのか?どこが原因で繰り返しの負荷が生じているのかなどの原因追及を怠った場合、からだは痛みや不調を避ける形で「適応」してしまいます。この「適応」を言葉を変えてお伝えすると「痛みや不調をかばう使い方や姿勢が身についてしまう」という事です。
これらは短期的な目線ではさほど大きな問題に発展することはないように思えますが、例えとして野球選手のピッチャーであればどうでしょうか。
痛みや違和感があり今まで通りの投球ができない
↓
フォームが崩れる
↓
使い方の誤りが生じる
↓
からだに偏った負担が生じるようになる
↓
偏った負担が加わり続けた組織に炎症、損傷が生じる
↓
我慢して投げ続ける
↓
抜け出せない悪循環へ突入していく
これが学生アスリートであった場合どうなるか?
基調で短い青春時代の大半を怪我で過ごすようなことになってしまったとしたら・・・
このような悪循環はアスリートに限らず、日常生活の中でも起こり得ます。
痛みや不調が数日経過しても改善されない、病院に行って診察を受けたけど改善されないなどの状態にある方はぜひ一度
わざあり鍼灸整骨院までご相談ください。
当院の強みとして、整形外科、病院、整骨院など異なる機関で5年以上経験を積んだスタッフで構成し、トータルケアを目指した治療院づくりを目指しております。
ご不明な点やご不安な点が
ございましたらLINEでのお問い合わせも行っておりますのでご活用いただけますと幸いです。
以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。