四十肩・五十肩は自然に治る!?
こんにちは(^^)/
今回のブログでは患者様からご相談を受けるケースが多い「四十肩・五十肩」について書いていきたいと思います。
「肩を壁に強くぶつけてから徐々に肩が挙がらなくなった...」
「ある日突然、肩が痛み始め動かすのが辛くなった...」
「右腕だと背中が掻けるのに、左腕では同じ動作が出来ない...」
など様々な訴えの患者様が来院されます。
一言で四十肩・五十肩といっても病態は様々であり、なかには腱の断裂を伴うものや、神経障害からくるものもあります。
色々な治療法がありますが、当院で推奨しているのは
「痛みが強い時には安静、痛みが落ちついてきたら動かせる範囲で積極的に動かす」という事です。
まず第一選択は三角巾で腕を吊るということです。
からだの構造上、肩は腕を吊り下げるような形となっていますので、三角巾にて吊る事で患部の安静を図ります。
次に痛みを緩和させる為、患部をかばうことで生じる筋肉の異常緊張を電気治療やマッサージにてほぐしていきます。
患部の炎症による痛みのほか、痛みをかばうことで周辺の筋肉の異常緊張が生じ血流障害を招くことでの痛みがあります。
こういった血流障害性の痛みに対しては血流を改善してあげることが有効に働くケースが多いです。
痛みが強い状態の患部に直接刺激を加えることは炎症反応を助長し、痛みを増大させる可能性がありますので注意が必要です。
次いで、1~2週間が経過し鋭かった痛みが鈍い痛みに変化してきたら、関節を積極的に動かす可動域訓練を行っていきます。
関節可動域訓練を適切に行うことで、早期改善や機能障害を残すリスクを下げることに期待できます。
四十肩・五十肩に限らず様々な痛みや不調に関して、痛みが自然に取れるという事も十分に考えられます。
ただし、それはあくまで痛みが無くなるだけであり、体が状態の異常に対して痛まないように適応した結果であることが多いです。
その場合、「痛みはないけど動かない...」「日常生活に支障はないけど背中が掻けない...」などの機能障害を残してしまう事が多いです。
その状態での期間が長ければ長いほど改善される可能性は低くなっていきますので、決して安易な自己診断はせず、まずはお近くの整骨院に相談されることを強くお勧めいたします。
前述しました内容の他に当院では、体のバランスや体の使い方の癖などから原因を導き出し、早期改善や再発予防を図る治療を行っております。
ぶつけた、捻ったなど痛みのきっかけが明確でない場合、日常生活において各々が当たり前に行っている生活動作や生活習慣に原因が隠れている場合がほとんどです。
それらの原因を数回の施術を通して分析し、セルフケア方法をお伝えすることで改善されていくケースがほとんどですので、一人で悩まずにまずは無料カウンセリングからお試しください。
以上になります。
長文を最後まで読んでくださりありがとうございました<(_ _)>